ドラゴンクエスト9レビュー(2)

貼り忘れた公式サイト。

http://www.dqix.jp/

さて、今回はネタバレを大量に含みます。というのも、ストーリーを簡素に書こうと思うからです。

未プレイなら要注意なんだZE☆

と、いったものの、前回触れなかったシステムから。

・クエストについて。
町や村の人からちょっとしたことを依頼されます(ex.○○というアイテムが欲しい、××を何匹倒して欲しいetc...)。それをこなすとアイテムをもらえたり、奥義書的なものがもらえたり、上級職が開放されたり。

・宝の地図について。
宝の地図というのが登場します。フィールドマップ上のどこか一部の地図が表示され、ここに敵とかボスとか潜んでるらしい。現在調査中。

30〜40時間ゲーム。あまりだれることなく、ライトからヘビーまで割りといい設定のゲームバランスでした。

ちなみにラスボス撃破時はパーティ平均Lv38、旅芸人、僧侶、魔法戦士バトルマスター

さぁストーリーでも書くか。



まず、主人公は天使と呼ばれる存在であり、師であるイザヤールの元でとある村の守護天使として活躍していた。天使は村人には見えないが、村人のために色々と行って感謝を得ることによって「星のオーラ」を集めるためである。なぜ、星のオーラを集めるのかと言うと、天使界に存在する「世界樹」に捧げることによって「女神の果実」を実らせ、この女神の果実を集めると天使達は神の国へと「天の箱舟」によって導かれるという言い伝えを実現させるためである。そして、主人公が持ってきたオーラによって世界樹は女神の果実を実らせる。そして、天の箱舟が迎えに来る。

しかし、ここから謎の光が天使界を貫き、実った女神の果実は地上に四散し、天の箱舟も墜ち、自身は地上に堕ちてしまう。

主人公が目を覚ますと、そこは自分の守護していた村であった。両親がおらず、祖父と暮らしているリッカという女の子に助けられ、自分が旅芸人として傷ついて流れ着いたと説明される。このとき、主人公にあったはずの天使の輪と羽がなくなっており、天使の力をもった人間となっていたのだった。

リッカの世話になる主人公だが、リッカに気を寄せる村長の息子ニードが主人公にきつくあたる。旅芸人であるということもあり、腕が立つだろうと見込まれて土砂崩れで止まってしまった村の生命線の道を復旧させに行く。しかし、想像以上の規模で自分達ではどうすることもできなかった。そこに、セントシュタイン城の兵士団が来て自分達が復旧させるので暫くまってくれと伝言を頼まれた。それに加え、ルイーダという女性が村に来ていないかたずねられた。そのような女性は来ておらず、もし土砂崩れがおきた道以外で村に向かうなら遺跡を通らなければならなかった。そこで、ニードとは村で別れて遺跡を探索に。奥にはルイーダが倒れており、それを助け出す。

彼女はリッカに用があり、家に帰るとルイーダが待っていた。彼女は伝説の宿王の娘であるリッカを右肩下がりの城下町の宿のオーナーにとスカウトに来たのだった。外に出るとサンディという妖精に会い、輪も翼もないため天使だと信じてもらえなかった。しかし、リッカの父親の霊に頼まれて伝説の宿王が地位を捨てて辺鄙な村で暮らしていた事情を説明すると城下町に行く決心がつく。そして、父親の霊を成仏させることによってサンディにも天使だと認めてもらえた。

サンディにつれられ、天の箱舟が墜落した場所に向かう。サンディは雇われ妖精で天使を船に乗せたら動き出すと考えていたからだ。しかし、動かずサンディの思惑は外れた。そこで、神様に見つけてもらうために星のオーラを集めるために旅に出る。

セントシュタインで黒騎士と出会い、べクセリアで流行病を解決した。

感謝の気持ちが集まったところで一旦天の箱舟に戻る。すると動き出したため、天使界に向かった。

天使界の長老に事情を説明し、ここから地上にばら撒かれた女神の果実を集めることになった。そうすれば神の国に行ける上、世界の修復もできると考えたからである。

ダーマでは大神官、ツォではオリガの父、石の街ではラボオ、サンマロウではマウリヤ、グビアナではアノン、カルバドではシャルマナ、エルシオンでは初代校長のそれぞれの願いの暴走を止めて、女神の果実を回収した。

7つ揃ったところで天使界に帰ろうとするが、天使界を貫いた闇の光とともに闇竜バルボロスの襲撃にあう。そこに師であるイザヤールが登場。主人公に女神の果実を渡すよう命じる。自分より上位の天使に逆らうことが出来ないという絶対の掟により、イザヤールに引き渡すことに。しかし、イザヤールは闇竜を操っていたものとともにガナン帝国というところに向かっていってしまった。そして、天の箱舟はまた墜落する。

主人公が目を覚ましたのはナザム村と言う排他的な村だった。寄り合いに参加し、一刻も早くこの村から出て行ってくれと頼まれる。すると、村の決まりに嫌気が差したティルが村を飛び出す。彼をおって湖のほとりに行くと、光竜に会いにいければ村の人も認めてくれるのではないかと提案するものの、途中の結界を解く呪文は知らず、力になれなくてすまないと去っていく。その後、とある天使を捜し歩いているというラテーナという女性に会う。この地は古よりの伝承が伝わっている土地であり、300年前に闇竜を打ち倒した光竜グレイナルの話を聞く。その光竜がいる土地はナザム村より西にあり、大きな谷があり進めないという。しかし、そこに行くための手段を教えてもらい、そのために彼女にとってきてくれと頼まれた首飾りを渡す。

ラテーナに導かれてドミールの里という光竜の加護で暮らす里にたどり着く。光竜に会いに行くが、帝国と一戦交えていたりしたせいか、帝国臭いといわれ追い払われる。下山すると帝国に里が襲われており、そこを主人公達が助ける。それを知った光竜は主人公に竜の火酒を持たせて会いに来いと命令する。

会いに行ったところ、昔帝国を滅ぼしたときに拾ったガナンの紋章をもらう。路銀の足しにしろと言うのだった。しかしそこで、闇竜の襲撃にあう。主人公を認め、竜騎士として自分を操るよう伝える。闇竜と善戦するものの、新たな力を得た闇竜に敗北する。闇竜が里を滅ぼそうとしたときに主人公を落とし、体をはって止めた。最後に一言「生きよ」と。主人公はまた落ちていく。

次に目を覚ますとそこは帝国の牢獄だった。牢獄の入り口には結界があったが、ガナンの紋章を持っていたおかげですり抜けることができた。そこで、囚人のまとめ役をやっていたアギロという男に提案され、脱獄をする。獄長を倒し、アギロは持ち物を取り返す。そのまま地下に行き、とらわれていた囚人を解放した。すると、それは天使たちだった。天使たちから力を吸い取り、闇竜に注ぐことでパワーアップさせていたようだった。外に出ると囚人達が待っており、主人公達にお礼を言っていた。しかし、そこで闇竜の襲撃にあう。逃げ惑うが、囚人達はアギロに一喝され、アギロを信じて愚直に逃げ出す。アギロは持ち物からホイッスルを吹き、天の箱舟を呼び、ぶつけて闇竜を撃退する。そのまま天の箱舟に乗車し、アギロが天の箱舟の機関士だということを知らされる。助け出した天使とともに天使界に。

天使界で長老にあっていきさつを説明する。しかし長老と認識が食い違う。なんと、女神の果実は7つとも揃っており、持ってきたのはほかでもないイザヤールであった。長老はイザヤールが裏切ったわけでもなく、主人公が嘘をついているわけでもなく、真実を見極めかねる。その後、アギロと長老とともに女神の果実をもって神の国に向かう。

ついた神の国は廃墟であった。玉座には神はおらず、謎の光の影響だと考えた。最奥に向かって女神の果実を捧げるとどこからか声がして、世界樹の下にワープ。世界樹は女神セレシアの変化した姿であり、彼女がこうなった経緯を説明された。

父なる神グランゼニスは「人間は争いあい、正義が淘汰され、悪がはびこるなど人間は失敗作だ」といい、人間界を滅ぼそうとした。セレシアはそんな父に対し、「自分は人間たちを信じる。滅ぼしてはいけない」と止め、どうしても…と言うのなら、自分は世界樹になる。世界樹になった自分をもとの姿に戻せるのは人間の感謝の心だけであり、自分は身をもってそのことをあらわそうと考えた。「人の心が邪悪なら世界樹になったお前は永遠にもとの姿に戻れないんだぞ」と反論したが、直後、セレシアが世界樹になってしまったので、とりあえず人をほろぼすのを中止した。世界樹になったセレシアの手足となる者を創り、その者たちに人間を見守り、清き心の証を集める役目を与えると言い、グランゼニスはその役目を担う者として天使という存在を、彼らが住まう世界として天使界を作り上げたのだった。そして、セレシアに帝国を滅ぼしてくれと依頼されて主人公はガナン帝国に赴く。

将軍らを蹴散らし、皇帝ガナサダイの下に。するとそこには女神の果実をもったイザヤールが。女神の果実をよこせという皇帝に対し、イザヤールはくれてやるが、代わりに命をいただくと偽の女神の果実を放り捨てて皇帝に飛び掛る。イザヤールはこのときのために弟子や仲間を裏切ってきたのだった。しかし、皇帝に返り討ちにあう。そこで主人公が皇帝を倒す。イザヤールが強くなったなとほめている間に、皇帝が最後の力を振り絞った攻撃を仕掛けてくる。イザヤールが主人公をかばい、皇帝は力尽きる。これまでのようだと、イザヤールも消えていく。その後、地下に潜ってとらわれている天使たちを開放していく。すると最奥にもう一人いると情報を得る。そこには厳重に鎖につながれた一人の天使がいた。

鎖を外してやると、天使、エルギオスがとうとうと語り始める。皇帝の無念を利用し、人間を守ろうとしたセレシア、滅ぼそうとして結局は滅ぼさなかったグランゼニスを憎んでいるとのこと。主人公には「翼なき天使よ、本当に人間は守る価値があると思っているのか?」と問いかける。戦闘になるが、上位の天使には逆らえない、というルールにより一方的にやられてしまう。300年の憎悪により力をつけ、堕天使となり、神をも超えた、謎の光は自分の仕業であるといい、闇竜を従えて神の国をのっとりに向かった。入れ違いに登場するラテーナ。彼女の探している天使はエルギオスであった。

エルギオスはその昔ナザム村に墜ち、村がガナン帝国に襲われたとき助けてくれたのだった。エルギオスラテーナと一緒にいる約束をし、その約束として天使が近くにいると光る首飾りを渡した。その後、帝国が軍を率いてやってきたときに天使は帰ったとうそをつくと村長に言われ、ともに湖のほとりに隠ることにした。その際、目立たないように首飾りは隠されたものだった。隠れたにもかかわらず、戦おうとするエルギオスをとめるために睡眠薬を一服盛る。しかし、だまされていたのはラテーナであり、村長は天使を引き渡すことによって村を救おうとしていたのだった。ラテーナエルギオスを起こそうとしたが、薬は強力で意識が朦朧としている。ラテーナに苛立ちを感じた帝国兵はラテーナに処罰を加えようとするが、村長がラテーナは協力者で、エルギオスを眠らせるのに一役買ったと伝える。エルギオスラテーナに裏切られたと思っているだろう。引渡しがすんだが、帝国は非情であり、そんな村長もラテーナも殺されてしまい、エルギオスは帝国に捕らえられてしまう。彼女は裏切ったわけではないと謝りたい一心で霊になっても彼を探し続けていた。

その後、天使界に向かう。長老に顛末を伝えると、天使界の掟でエルギオスに逆らえる天使はいないといわれる。セレシアに呼び出され、世界樹の下に向かうと主人公が旅をしてきた各地で感謝の気持ちが募り、女神の果実が実るといわれた。女神の果実をかじると願いがかなえられ、それを利用して人間になってエルギオスを倒して欲しいと頼まれる。人間になると天使界にも入れず、サンディやアギロ、箱舟、天使の姿も見えなくなる。逡巡する主人公だが、アギロに覚悟を見せてみろといわれて意を決してかじる。人間となって神の国へと向かう。

神の国エルギオスの力によって変貌を遂げていた。魂となって利用されたガナン帝国の将軍達を蹴散らし、エルギオスの下に。エルギオスに勝利すると、天使の掟に縛られない主人公を不思議に思う。そこで、主人公が天使を捨ててまで向かってきていることを把握し、それならばと自らも天使を捨てて悪魔にと成り果てた。変化の途中を邪魔されないように闇竜に足止めをさせ、悪魔となったエルギオスとラストバトルに。

勝利するものの、最後の力を振り絞って世界を崩壊させようとするエルギオス。そこにラテーナが現れる。悪魔となったエルギオスだが、ラテーナに気づき、当時の真実を知らされる。信じようとしなかったが、昔自分の送った首飾りが光り輝き、思い出とともに天使の心を取り戻させた。憎悪から開放されたエルギオスラテーナとともに天に昇っていった。

その後、セレシアの下に移動し、彼女が世界樹の姿から開放される。それとともに、創られた天使たちが役割を終えて天使界とともに天に帰っていった。私達はこれから星となり、あなたがたを見守る星空の守り人になる、と。そして、人間となった主人公は人間界の守り人になってほしいと。

箱舟で人間界へと送られる主人公。天使たちが星となり、空に散っていった。それは人間界でも見られた。

そうして世界に平和が戻ったのであった。そして感謝の気持ちがまた募り、1つの女神の果実を人間界に落としていったのだった。

to be continued...

その後、ツォの浜辺で本物のぬしさまが出るとされた。オルガが本物のぬしさまに会いたいというのでともに会いに。すると、呼び出されたぬしさまは我を失っており、戦闘し、正気を取り戻させる。寝ぼけていたせいで暴れたことを詫び、オルガに漁師のお守りを託す。これはオルガの父が女神の果実の力でぬしさまについていたときからの願いだった。ツォの村では初めて漁に出たら、親からお守りをもらうのが慣わしだったのだが、渡せなかったことを非情に後悔していたためである。また、ぬしさまが拾った女神の果実を渡してくれた。主人公はこれをかじって、会いたいと願いをこめた。

すると、後ろにはサンディが。箱舟に戻るとアギロがいた。アギロは地下に眠る魔王たちから人間界を守って欲しく、そのためには移動手段が必要だろうと箱舟の操縦権であるホイッスルを受け渡す。主人公は人間界の守り人として活躍していく。

Fin...

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以上、スクエニに消されかねないくらい書いた。記憶を頼りに書いたので若干違うかもしれないけれど、大体あってる。

疲れたー。