四畳半神話大系/森身登美彦
これも雑感を。
といっても、かなり感想が書きづらいなぁ…ちょっと書こうとするとすぐネタバレしそうで。
太陽の塔もなかなか面白かったけど、こっちのほうが好きかなぁ?
1話目を読んでから、加速度的に詠み進めたくなる本。
パラレルワールド、if、もしも。
選ぶ選択肢が違っていたらといった面白いお話。映画サークル「みそぎ」、謎の弟子募集、ソフトボールサークル「ほんわか」、秘密結社「福猫飯店」の4つの平行世界で話しが進んでいく。
最後の章は他の3話で気になっていた事柄も同時に回収してくれていたので、すごくすっきり。
そして何より、小津だけは変わらないように見えるが、主人公と運命の黒い糸で結ばれている通りちょっとずつ違っているのが面白い。
うん、面白かったね。