スーパーサイズ・ミー

膝だけではなく不規則な睡眠時間、そして食べ物の不摂生を今後の入院生活で正すわけで。

それにあたって、というわけではないけど「スーパーサイズ・ミー」を見た*1

  • あらすじ

映画監督のスパーロックはある日テレビで、「自分たちが肥満症になってしまったのは、それを注意しなかったファーストフード・メーカーのせい」とティーンエイジャーの女の子2人が訴訟を起したニュースに注目する。ハンバーガーと肥満の因果関係はいかに?かくして彼は1ヶ月間、自らを実験台にして、ある「3つのルール」*2を実行。その模様をドキュメンタリーにすることに。果たしてそれは、どんな影響を身体に及ぼすのだろうか?

って内容だった。

  • 感想*3

こうやって大手を映画という形で叩くのはあまり感心しないけど、スパーロックの真摯な姿勢はすばらしい。菜食主義者の彼女を持ち、自身もそこそこの距離を歩くアメリカでは珍しいほどの健康体の彼が、ただただマクドナルドでマクドナルドのメニューだけを食べていたのでは体調を崩しドクターストップがかかるのは当然である。確かに1回の食事頭に換算するとカロリーや糖分、塩分を過剰に摂取しているし、保存料等もたくさん使っていて体にいいとは言い切れないが、こんな方法で証明するのはどうなんだろうか?
「毎日の食生活にマクドナルドでの食事を同ルールで組み込んでいく」程度にして、人体に与える影響を調べるべきじゃないんだろうか?
他にも学校給食の現状、栄養状況などについても触れている。
ただ、これを見るにあたって、日本人的感性で見ると「へぇ〜、海外はすごいなぁ」としか思えないので要注意。そもそも日本にスーパーサイズなんてないしね。
そして、日本が恵まれた環境にあると知った。

そんな感じー。ドキュメンタリーってカテゴリ分けを受けていて、マイケルムーアの「華氏911」、「ボウリング・フォー・コロンバイン」なんかに近い雰囲気なので、これらが苦手ならあまりお勧めはしないかも。

スーパーサイズ・ミー 通常版 [DVD]

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*1:しかも2回

*2:1.マクドナルド店内に存在するメニューしか口にしてはならない。水も含む。2.スーパーサイズを勧められたら断らない。3.全てのメニューを必ず一度は食べる。

*3:若干のネタバレを含む