空白

何も記さない。ただのページのあまり。以下に続くは、余白。心の隙間。幻は幻に。完成された円環。永遠。密室幻想。






自分自身が見るに耐えなかった。消してしまった。

だから、せめて、今の思いの総てをここに、白で書き連ねようと思う。

こうして、語り始めようと思うと何から語り始めていいものなのか、さっぱりわからない。身構えてしまっていて。端的に語り始めないとただただ冗長になるだけだな…

まず、自分の目標と、未来のヴィジョン。自分自身どうあるべきなのか、近場から考えよう。今、大学院への進学を決めた。これは自分のため、就職のためもあるけれど、研究が楽しいから。自分のやったことが、仕事に直結するとは思いづらいけど、ただ、呆然と学ぶのではなく成果を残せるというのが嬉しい。M1の間に、就職活動をする。国家公務員資格は…視野には入れておきたいけれど。1種は独学じゃむずかしいよな…2種でもいいかもしれないけれど、2人での生活を考えると、1種の方がいいに決まっている。ちょっと調べが足りない。民間企業もいいけれど、入れる確証はないからな…。財閥系や優良企業、大手メーカーも視野に入れて、探さなくては。言ってしまえばあと2年のモラトリアム、民間企業へ入る布石として箔をつけるため、前者なら勉強の期間を伸ばすため。真剣に調べる必要がある。少なくとも人間一人を養えるくらい稼ぐ。妥協ではなく、自分の選んだ道で。

そんな中で自分はどうあるべきか。惚れてもらうにふさわしいような人間になりたい。どうすればいいか。弱くない。弱くないってなに?一人でも平気な心?弱音をはかないこと?誰にも頼らず、一人で生きていくこと。友人?恋人?家族?孤独。孤独は強い、憧れる、自分にはすごく難しい生き方。カッコよくて、他人に優しくて、大切な人に頼られるような人に、損な人になりたい。目標はできた。どのようにしてなるか。心構えの問題だから、自分で自分を律せられたら、すぐにできる。まぁそれができていないから呆れられてるんですよね…。意識改革は少しずつ、急いでも、無理が生じるだけだから、違和感しか生まれない。心に留めなければ。次に学を重ねる。これは前述の目標を達成するのに重要だし、広い見識があれば、面白い話だってしてやれる。それに、俺の生業だと思う。あと、言葉を選ぶ。見られているという意識がたりない、しっかりと、矛盾しない、惑わさない言葉を。

自分らしさ。君に見ていてもらいたい一心で、少し無理をしていた。我を捨ててしまったら、それは俺じゃないですよね。悪循環。嫌がるかもしれないから、といって自分の世界を狭めたのは間違いだったんだろうな…うまく付き合えばよかったんだ。切り捨てるではなく、よい距離を保つ。極端だよな…下手くそな生き方だ。少し、考え直す必要がありそうです。

あたしは きれいごとで やってみようと思います

僕のAlice、君は今どこにいますか?

Alice blue、か素敵な色だ。