ようやく

見てきましたよ。相棒の劇場版。

面白かった。いや、ホント。

原作見てないとただ面白かったで終わってしまうような気もするけど。

色々なところに今まで関わってきた人たちがいたり、なぜか岸谷五朗が友情出演してたりw

個人的に、この映画で一番心をつかむシーンはやはり「手を握る」シーン。

言葉で表さずに、こういった形で心理描写をするのはすごく素敵で、観る人に考えさせる余地を与えてある意味でインタラクティブな楽しみ方ができていいと思った。それにグッときたしね。

水谷豊、寺脇康文などのレギュラーメンバーはもちろんのこと、西田敏行の演技も素晴らしかった。ベテランの貫禄だね。

本仮屋ユイカも思っていた以上に良かった。どうせアイドル起用だと思ってたけどそんなこともなく。

内容は見てほしいのであまり触れないけど、政治がらみの相棒は釈然とせずに終わることが多かったけど映画版ってこともあってか、すっきり終わってよかったね。始まったときはなんぞ、と思ったけど最後にはしっかりとリンクしていい感じ。

原作ファンならニヤニヤできるとこもあるし、知らなくても面白いとこもあった。

何より、映画館の音響で相棒の音楽を聴けたのも大きい。いつも思うのだがクラシックの選曲もいいが、劇中のSEとBGMもすばらしい。

とまぁこんな感じ。観る人を多少選ぶ感じはあったものの、俺としては面白かった。

そんな感じー。

次は三谷作品の最新作「マジックアワー」を狙ってます。